走行距離制限は『年間』か『月間』かを必ずチェック|シニア夫婦のカーリース活用術①

走行距離制限 乗り物

クルマでのんびり旅行を楽しむシニア夫婦にとって、カーリースは新車に気軽に乗れて、車検やメンテナンスの手間も減らせる便利な選択肢です。
しかし、旅行好きの方が見落としやすいのが「走行距離制限」
この条件を理解せずに契約すると、後から高額な追加料金が発生することもあるため注意が必要です。

この記事では、走行距離制限を理解するための基礎知識と、シニア夫婦が安心して契約するためのチェックポイントを解説します。


走行距離制限とは?

カーリースの多くには「月間または年間の走行距離上限」が設けられています。
これは、リース満了時に車両の価値(残価)を保つための基準であり、走行距離が長くなるほど車の価値が下がるため、制限を設けて管理しているのです。

一般的な設定は以下のようになっています。

契約パターン標準距離目安備考
月間制限型月1,000~1,500km毎月の上限を超えると追加料金発生
年間制限型年間12,000~18,000km旅行派にはおすすめ
総距離制限型契約期間合計60,000~100,000km長期契約向けに設定されることも

「月間制限型」は一見わかりやすいが、旅行派には不向き

月ごとに距離が決められている「月間制限型」は、日常使い中心の方には分かりやすいシステムです。
しかし、旅行で一度に長距離を走るシニア夫婦の場合、1か月で一気に距離オーバーしてしまうことがよくあります。

たとえば?

  • 九州から関西まで往復すると、約1,200~1,400km
  • 北海道や東北ドライブなら、2,000kmを超えることも

こうした旅を年に数回するだけで、すぐに月間制限をオーバーしてしまうのです。


「年間制限型」なら走行距離を柔軟に管理できる

年間制限型のリースでは、1年単位で走行距離を計算します。
そのため、春や秋などの旅行シーズンに距離が増えても、冬場など走行が少ない時期でバランスを取ることが可能です。

旅行好きな方におすすめなのは、次のような年間設定です。

年間距離上限目安となる走行スタイル
12,000km以内近場中心、月1回程度の旅行
15,000km以内季節ごとにドライブ旅行を楽しむ
18,000km以上全国各地への長距離旅行派

契約時に「年間型に変更できるか」「年間距離の上限を増やせるか」を相談しておくと安心です。


距離超過時の費用は?実際の追加料金例

走行距離制限を超えた場合、1kmあたり5~20円程度の追加清算が発生するのが一般的です。
たとえば、1,000km超過した場合には以下のようになります。

超過距離追加料金単価清算金額
1,000km10円/km約1万円
2,000km15円/km約3万円

このように、距離超過が積み重なると、数万円単位の支払いが必要になることも。
リース会社ごとに単価が異なるため、契約書や公式サイトで事前確認が必須です。


契約前に確認しておきたいチェックリスト

  1. 走行距離制限の単位は「月間」か「年間」か?
  2. 年間制限型なら上限距離はいくらか?
  3. 距離超過時の追加料金はいくらか?
  4. 走行距離を繰り越せる(または前倒しできる)か?
  5. 走行距離を後から変更できるオプションがあるか?

この5点を確認しておくことで、「旅行のたびに距離を気にする」不安を減らせます。


まとめ:自分たちの旅スタイルに合わせて距離設定を選ぼう

カーリースは“乗る分だけ支払う”システムだからこそ、走行距離の設定が非常に重要です。
旅行が趣味のシニア夫婦にとっては、「月間制限型」よりも「年間制限型」のほうが自由度が高く、追加清算のリスクも少なくなります。

次回は、② 冬のドライブも安心?タイヤ交換・保管サービスの有無について詳しく解説します。
雪道旅行を計画している方は、ぜひ次の記事もチェックしてください。


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