契約終了時の「返却条件」と「原状回復費用」を忘れずに|シニア夫婦のカーリース活用術⑤

契約満了 乗り物

カーリースは月々定額で新車に乗れる便利な仕組みですが、契約満了時にどんな状態で車を返すかがとても大切です。
返却時の「傷」や「汚れ」、装備品の状態によっては、原状回復費用(追加請求)が発生することもあります。

この記事では、旅行や普段使いで車を大切に乗りたいシニア夫婦が、返却時にトラブルを避けるために知っておきたいポイントを分かりやすく解説します。


カーリースの「返却条件」とは?

リース契約は基本的に「借りる契約」です。
契約期間が終わると、車はリース会社へ返却するのが原則。
その際に「どの状態で返すか」を定めたのが返却条件です。

一般的な返却条件は以下の通りです。

項目内容
外装小さな線キズや飛び石は許容範囲、へこみは修理対象
内装使用に伴う汚れはOK、タバコの焦げ・シート破れは修理対象
タイヤ摩耗は許容、スリップサインが出ている場合は交換費用が発生
付属品純正ナビ・ETC・スペアキー・取扱説明書は返却必須

この基準を「査定基準書」や「車両返却ガイド」として明示しているリース会社もあります。
契約時に確認し、返却時にどの程度までが許容されるのかを把握しておきましょう。


原状回復費用とは?

「原状回復費用」とは、車を貸出当初の状態に戻すための修理・交換費用のこと。
以下のようなケースで請求されることがあります。

  • ドアやバンパーのへこみ・擦り傷
  • シートの焦げ跡・破れ
  • タイヤの極端な摩耗
  • 純正パーツの欠品
  • 車内のタバコ臭やペットの毛・臭い

特に、旅行で荷物の積み下ろしが多い方や、アウトドアで使う機会が多い方は注意が必要です。


トラブルを防ぐための3つの心得

① 小さなキズも早めに修理しておく

リース会社返却前に、目立つ傷やへこみを自費で修理しておくと、査定時の減点を防げます。
板金業者によっては「リース返却前点検パック」を提供している場合もあります。


② 車内を定期的に清掃する

車内の汚れや臭いは時間とともに落ちにくくなります。
月に一度の掃除機がけや消臭スプレーで、快適さと査定価値を保てます。


③ 付属品は大切に保管しておく

取扱説明書やスペアキー、純正ナビのSDカードなどを失くすと、返却時に部品代が請求されることがあります。
リース開始時にまとめて保管しておくと安心です。


旅行好きのシニア夫婦が気をつけたいポイント

長距離ドライブや旅行で使う機会が多い方は、次の点も意識しておきましょう。

注意点対策
荷物の積み下ろしでバンパーにキズラゲッジマットやカバーを利用
車内で飲食したときのシミや臭い防水シート・消臭スプレー活用
冬場の泥汚れ・塩害定期的な洗車で防止

ちょっとした工夫で、返却時のトラブルや追加費用を大幅に減らせます。


原状回復費用が発生しにくいリース契約もある

最近では、「原状回復費用が発生しにくい契約」や「買取型リース」も増えています。

  • 残価保証ありリース:一定の損耗はリース会社が負担
  • クローズドエンド契約:返却時の査定で追加請求なし
  • オープンエンド契約:残価精算あり(距離・状態により変動)

旅行や普段使いで車をよく使う方には、クローズドエンド型リースがおすすめです。
契約満了時に想定外の請求が来にくく、安心して利用できます。


まとめ:返却条件を知って“最後まで安心なリース生活”を

カーリースは「借りる」から「返す」までが契約です。
返却条件と原状回復のルールを理解しておくことで、最後まで気持ちよくカーライフを終えることができます。

シニア夫婦の方にとっても、車をきれいに使うことは“安全・安心の証”。
日々のケアと契約理解で、長く快適なドライブを楽しみましょう。


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